セミナー
SEMINAR
第41回陸上養殖勉強会セミナー
【日時】
2025年8月20日(水)・21日(木)・22日(金)13:30〜15:30
【会場】
東京ビッグサイト 東館 5・6ホール
8月20日(水)
13:50〜14:15
講演
水産庁増殖推進部栽培養殖課
陸上養殖専門官 玉城 哲平
題目
陸上養殖業の届出制等について
講演要旨
令和5年4月に開始した陸上養殖業に係る届出制度の概要、令和7年1月現在の届出状況等をご説明します。
14:20〜14:50
講演
株式会社Kist(株式会社SARABiO温泉微生物研究所)
専務取締役 松村 暁祐
題目
養殖魚の歩留まり・飼料効率を改善。免疫活性成分「RG92」
講演要旨
国立長寿医療研究センターや東京大学が研究参画する温泉藻類「RG92」。
ミトコンドリアや腸内善玉菌にアプローチし、歩留まり・飼料効率を改善。
養殖産業の収益構造を刷新する新潮流と実例を紹介。
15:00〜15:30
講演
Aquavative Global Co.,Ltd.
Daniel Gruenberg
題目
Unlocking Efficiency: Advancements in Hyper-Intensive Shrimp Production for Cost Optimization
効率の解鎖:コスト最適化のためのハイパー集約的エビ生産の進歩
講演要旨
バナメイエビの高密度飼育を支える水槽設計、成長促進、自動化、発酵飼料を組み合わせた低コスト型RAS戦略。
8月21日(木)
13:50〜14:15
講演
レンゴー株式会社
機能材営業部 主任 高橋 瑛
題目
球状セルロース担体「ビスコパール」を用いた陸上養殖における好気的硝酸低減技術の開発
講演要旨
閉鎖式陸上養殖における硝酸低減を目的として、球状セルロース「ビスコパール」の好気的脱窒効果を検討しました。バナメイエビ飼育水槽を用いた実地試験の結果と、添加剤の配合による性能向上の可能性をご報告いたします。
14:20〜14:50
講演
株式会社シナジーブリーディング
養殖部門 養殖統括 田中 孝志
題目
純国産バナメイエビの種苗生産量産化成功の軌跡
講演要旨
海外からの輸入親エビ、輸入稚エビに頼らず、国内で生産した親エビから稚エビを生産するサイクルを確立するまでの苦労と、年間を通して稚エビ供給が可能になった経緯を説明。
15:00〜15:30
講演
株式会社ウィズアクア
技術顧問 延東 真
題目
好気的脱窒とプロテインスキマーを使った完全閉鎖循環式陸上養殖システム
ー 養殖魚の高級食材化と活け魚介の在庫化 ー
講演要旨
好気的脱窒技術を使って飼育水中の硝酸濃度を外洋水なみに下げると、今まで長期には飼えなかったサバやイセエビなど海にしか棲めない魚介類を半年~1年、天然魚並みの姿でゲオスミン臭もなく、養殖又は在庫化できるようになった。導入例や装置などを紹介する。
8月22日(金)
13:50〜14:15
講演
株式会社Smolt
代表取締役 上野 賢
題目
西日本で拡大する高温耐性サーモン(サクラマス)養殖の取り組みの紹介
講演要旨
当社は宮崎大学との共同研究で高水温に強いサクラマスの選抜育種に取り組んでいる。10年以上続けた宮崎で選抜育種したサクラマス種苗は西日本を中心に10件を超えており、各地で様々なブランドサーモンとして、販売されている。
14:20〜14:50
講演
陸上養殖勉強会幹事座談会
題目
「日本の陸上養殖を推進する各種課題、種苗・システム・病気他」
講演要旨
陸上養殖勉強は2013年3月に第一回の会を催してから、今年の「シーフードショー大阪」会場で40回目の開催をさせて頂きました。今回、陸上養殖勉強会の幹事をしている私達が常日頃感じていることを少し話させていただきます。ご参加いただいている方々からのご意見等も頂戴して、これからの陸上養殖勉強会の糧にさせて頂きたいと考えております。
多くの方にご講演いただき、おかげさまで毎回、盛況な会を開催することが出来ております。さらに、会員数も増えて、益々、陸上養殖勉強会の大切さを感じております。
多くの方々にご参加いただき、沢山のご意見を頂きたいと思います。
15:00〜15:30
講演
一般社団法人アクアポニックス推進協会
代表取締役 濱田 健吾
題目
「陸上養殖事業者のためのアクアポニックス活用」 ― 価値とリスクを知る
講演要旨
異業種参入や陸上養殖事業者の新たな展開で注目されるアクアポニックス。本講演では、最新の導入事例を交えつつ、検討段階で知っておくべき価値とリスク、事業化のヒントをわかりやすく解説します。